私は看護学生で今病院実習をさせていただいています。 受け持ち患者さ

私は看護学生で今病院実習をさせていただいています。
受け持ち患者さんが肺癌でOPを施行しました。
全麻と硬膜外麻酔をされたのですが、「なぜ硬膜外麻酔を
選択したのか」と先生に聞かれました。 硬膜外麻酔の利点として、
・術後の疼痛がない
・呼吸抑制がない
・悪心、嘔吐が少ない
ということがわかったのでそのためだと
私は思ったのですが、先生には「もっと他に重要なことがある」
と指導をいただきました。
自分で調べてみたのですが、よく分かりませんでした。
なぜ硬膜外麻酔で行ったのでしょうか><?



あまり患者さんの情報がないので、一般的な面で看護として思いつくことを書きますね。
術後の合併症を起こさないようにするためではないでしょうか?
痛みのため術後、有効な咳嗽、喀痰が困難になれば、無気肺や肺炎のリスクが高まります。
呼吸機能検査のデータは見ましたか?
閉塞性や拘束性の換気障害がある方は、術後の肺合併症も起こしやすいですよね。
そこもふまえてアセスメントしてみて下さい。
あとは、創痛のコントロールができることで、術後の早期離床へつながります。
長期の臥床は様々な合併症をひきおこします。
例えば、下肢に血栓ができやすくなる「下肢静脈血栓」・数日間にわたって臥床していた後、初めての歩行後、急に胸が苦しくなるというような「肺塞栓症」・全身麻酔の影響で腸蠕動が弱くなり、嘔気が出現したり便秘となるなど。
これらの予防には早期離床が効果的です。
肺自体にも、動くことでドレナージの働きで痰を出しやすくしたり、沈下性肺炎の予防、起き上がることで横隔膜が下がり肺の面積が広がり呼吸しやすくなるなど、色んな利点があるはずです。
また、早期離床は術後せん妄の予防にも効果があると言われています。
そのためには、術後の創痛管理は重要であり、硬膜外麻酔を使用しているのではないかと思われます。
◆全麻と硬膜外を併用する効果はいくつかあります。術後の疼痛管理の面ももちろんありますが、特に重要と言われれば、麻酔の4条件(鎮痛、沈静、有害反射除去、筋弛緩)の内、鎮痛の一部を硬膜外麻酔に任せることで、全身麻酔量を削減でき、身体への負担を減らすことができます。
あと、神経伝達をブロックすることで、術中に脳に伝わる有害なストレスを減らす効果もあります。