3年間ほど蕁麻疹が出ます。蚊に刺されたような痕が掻いたところから拡

3年間ほど蕁麻疹が出ます。蚊に刺されたような痕が掻いたところから拡がっていくような症状です。
ストレスで出るとも聞いたので、それかなとも思ったのですが、楽しい休みの日でも出るときも 多いです。ほぼ毎日です。仕事の日もでます。
食べ物かも、と思い出た前に食べたものとかも記録をつけていたのですが統一性はありませんでした。時間もまちまちです。
30分〜1時間くらいで毎回消えるので病院は一度も行ってないのですが、行くべきでしょうか?その場合は写真など撮って皮膚科に行くべきですか?費用はいくらくらいかかりますか?
質問が多くて申し訳ないです、



慢性じんま疹です。
慢性じんま疹でできる膨疹(ぼうしん)は、たいていはかゆみを伴います。
周辺に少しずつ広がるとともに、最初できたところからよくなるためにラグーンのように中心部からよくなります。
多くは数時間以内に消失します。
じんま疹は、肥満細胞mast cellから漏れ出たヒスタミンなどが原因で生じます。
肥満細胞内のヒスタミンが細胞外に放出されてなくなると(枯渇こかつ)、蕁麻疹症状はできません。
肥満細胞でヒスタミンがつくられるまで時間がかかるために、前日できた部位の肥満細胞にはヒスタミンがなくなっており、次の日には同じところにはできないこともあります。
じんま疹症状は、睡眠不足・肉体的な疲れ・ストレスなどの免疫低下で悪化します。
飲酒や運動や汗をかいたりすると、悪化します。
ステロイドを内服すると、正常免疫まで抑制してしまうために、かえって治りにくくなります。
ステロイド内服は、感染症に対して免疫が低下するために、感染症が原因になっているじんま疹が難治化する原因になります。
特に、ステロイドを内服すると、IgGやIgA抗体が低下し、アレルギー反応を抑える遮断抗体などができにくくなります。
実際、IgG抗体の低い慢性じんま疹は、抗アレルギー剤を減らすことが難しく、困った存在です。
抗原抗体反応を介さずにアレルギー反応を起こす物質を仮性アレルゲンと言います。
アスピリンなどの解熱鎮痛剤が代表的ですが、サリチル酸誘導体を含むジャガイモ、キュウリなどの野菜、果物、タートラジン(黄色4号)、安息香酸ナトリウム(防腐剤)などの食品添加物でも同様な反応を起こすことがあります。
治りにくい慢性じんま疹の患者にこれが原因になっていることがあります。
じんま疹は、痛み止めや解熱剤などの非ステロイド系抗炎症剤を内服しているとたいていは悪化します。
それに構造的に作用的に近い物質として、サリチル酸誘導体が、下記の表のようにいろんなところにあります。
これらをすべて避けることは困難ですが、多少少なくするとじんま疹症状によい結果が得られることがあります。
じんま疹の原因となるサリチル酸誘導体を含むもの
1.野菜・・・キュウリ、トマト、トウガラシ
2.穀類・・・ジャガイモ(特に芽のところ)
3.果物・・・リンゴ、イチゴ、桃、サクランボ、アンズ、ブドウ、オレンジ
4.着色料・・・食用色素黄色4号(タートラジン)、食用色素黄色5号(サンセットイエロー)
5.防腐剤・・・安息香酸ナトリウム(しょうゆなど)
6.局麻剤・・・ベンゾカイン、プロカイン、ベンジルアルコール
7.薬剤・・・アスピリン
*パラフェニレンジアミン(PPDA)などの酸化染毛料、パラアミノ安息香酸PABA(紫外線吸収剤)も交差反応することがあり、要注意です。
ヒスタミンは皮膚にあるヒスタミンのH1受容体(recepter)に結合し、紅斑や膨疹(ぼうしん)ができます。
ヒスタミンがヒスタミン受容体に結合するのを拮抗(きっこう)的に阻害するのが、抗ヒスタミン剤です。
抗アレルギー剤はこの抗ヒスタミン作用に加えて、肥満細胞の細胞膜の安定化することでヒスタミンの放出を抑える作用もあるといわれています。
抗ヒスタミン剤は、普通抗コリン作用も併せて持っていることが多く、副作用として眼圧が上がったり、尿が出にくくなったり(前立腺肥大の悪化)、口が渇いたり、便秘になったりします。
また、ヒスタミンは脳の中では神経伝達物質として働いています。
そのために抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤は、血液脳関門(Blood brain barrier BBB)を通過して脳の中に入ると、副作用で眠気や集中力の低下が生じます。
なお、ヒスタミン以外の物質がじんま疹型の発疹を作っていることがあります。
この場合は抗アレルギー剤が効かず、ステロイドや免疫抑制剤などの内服しか効果がないことがあります。
◆まずは皮膚科に行かれてみてください。
回答に○○でしょう。などと病名などを特定する書き込みがある場合があります
が、あなたの症状がその書き込みにより書かれた物という保障はありません。
(単なる参考意見でしかありません)
皮膚疾患は皮膚科医でも判断に迷う事があるほど難しいものです。また、診断に
は問診や細かな検査が必要になるものもあります。
確かに○○でしょうと書かれると精神的に安心するかもしれませんが、それに伴
い自己判断で行った治療などによっては症状を悪化させたり、場合によっては取
り返しのつかない事態になる場合もあります
また、発疹が出ると蕁麻疹と思いますが蕁麻疹ではない場合もあります